Bリーグドラフトとは、2026年9月に開幕するB.PREMIER(Bプレミア)で導入される、新しい選手獲得の制度です。
第1回ドラフトは2026年1月29日(木)にTOKYO DOME CITY HALLで開催。 チームが公平な順番で若手選手を指名できる仕組みで、1巡目指名の年俸は最大1億円が保証されます。
この記事では、「B.LEAGUEドラフト概要発表会見 2025.3.12」の公式資料をもとに、ドラフト制度の全体像をわかりやすく解説します。
(※記事の下部に引用元掲載)
Bリーグドラフト導入の目的

ドラフト制度のいちばん大きな目的は、「どのチームにも、公平にいい選手を獲得できるチャンスを与えること」 です。
これまでは、強いチームに有望な選手が集まりがちでしたが、それではリーグ全体のバランスが崩れてしまいます。ドラフト制度を導入することで、どのチームも実力ある選手を獲得できるようにして、リーグ全体の競争をもっとフェアで面白くすることを目指しています。
そしてこの制度は、単に「誰を指名するか」だけの話ではありません。選手一人ひとりのキャリアと生活を、プロとしてしっかり支えていこう という、B.LEAGUEの本気の姿勢も表れています。
Bリーグドラフト対象選手の条件

ドラフトの対象となるのは、日本国籍を持つ選手 です。外国籍の選手や、日本に帰化した選手は対象外とされています。
ポイントとなるルールは以下のとおりです。
- ユース優先交渉権: 自クラブのU18ユースチームに所属する選手には、ドラフト前に優先的に交渉できる権利が与えられます。将来のB.LEAGUEを支える若い世代の育成にも力を入れる、というリーグの方針です。
- B.PREMIERはドラフト経由が必須: プロ1〜3年目でB.PREMIERに所属する場合は、必ずドラフトを経由しなければなりません。トップレベルを目指す選手は、ドラフトへのエントリーが必須です。
Bリーグドラフト指名選手の年俸・契約金

選手の報酬は、これまでの経験によって大きく変わります。
「スペシャル」枠の年俸
特に注目されるのが、「スペシャル」と分類される選手 です。ワールドカップやオリンピックといった世界的な大会で、平均15分以上試合に出場した選手が対象になります。
| 契約タイプ | 契約金 | 年俸 |
|---|---|---|
| 2年契約 | ─ | 1億円 |
| 3年契約 | 1.5億円 | 5,000万円 |
1巡目指名(高卒選手)の年俸
「スペシャル」でなくても、日本の高校を卒業した選手が1巡目で指名された場合の報酬は以下のとおりです。
| 契約タイプ | 契約金 | 年俸 |
|---|---|---|
| 2年契約 | ─ | 1,400万円 |
| 3年契約 | 2,400万円 | 600万円 |
【契約金と年俸の違い】 ✅️ 契約金=最初にもらえる1回きりのボーナス ✅️ 年俸=1年間にもらうまとまった給料
いずれもプレイヤーオプション付きの契約となっているため、選手側に契約を更新するかどうかの選択権があり、安心してプロキャリアをスタートできる仕組みです。
ウェーバー方式とは?ドラフト指名順の決め方

Bリーグドラフトでは、「ウェーバー方式」 という方法で指名順を決めます。「くじ引き」と「前シーズンの成績」を組み合わせた仕組みです。
2026年・2027年(初年度・2年目)
リーグの新体制がスタートする時期のため、ドラフトに参加するすべてのチームが「同じ確率のくじ引き」 で指名順を決めます。どのチームにも平等にチャンスが与えられます。
2028年以降
前シーズンの成績が関係してきます。プレーオフに進めなかったチームの中で、最終順位が下だったチームほど、くじ引きで有利になる ように設計されています。下位チームも強い選手を獲得しやすくして、リーグ全体の戦力均衡を目指す仕組みです。
指名の流れ
指名順が決まったら、スペシャル → 1巡目 → 2巡目 → それ以降の順で進みます。2巡目までは必ず行われ、3巡目以降は指名したいチームがいなくなるまで続きます。
2026年Bリーグドラフトのスケジュール

第1回ドラフトに向けたスケジュールは以下のとおりです。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 9月1日〜 | 志望届の提出開始 |
| 9月30日 | ドラフト参加チームの申込み締切 |
| 11月中旬〜下旬 | ドラフトコンバイン(選手お披露目会)開催予定 |
| 12月19日(金) | 志望届の提出締切 |
| 12月22日(月) | 参加チーム発表・指名順くじ引き |
| 1月29日(木) | B.LEAGUEドラフト本番(TOKYO DOME CITY HALL) |
| 1月〜3月31日 | 契約交渉期間 |
志望届の出し方とドラフト参加の流れ

プロになりたい選手がドラフトに参加するためには、「志望届」を出す必要 があります。出し方は、選手が現在どこでバスケをしているかによって異なります。
たとえば、高校でバスケをしている選手の場合 は以下の流れです。
- 選手本人が「B.LEAGUE志望届」を、高校の校長先生に提出
- 校長先生が「志望届の受理報告」を選手本人に返却
- 選手が「志望届」と「志望届の受理報告」をB.LEAGUEに提出
- B.LEAGUEの公式ウェブサイトにドラフト参加選手として公示
志望届のフォーマットや提出先など、詳しい手続きはB.LEAGUEの公式サイトで確認できます。
ドラフト参加クラブに求められる環境基準

ドラフトに参加するクラブには、選手を大切にするための厳しい基準が設けられています。これらの環境が整わないクラブは、ドラフトに参加する資格自体が与えられません。
練習環境
正規の広さのコート、複数のゴール、得点板、ロッカールーム、適切な空調設備が必須。ウェイトトレーニング施設も、指定された機材が揃い、トレーナーが常駐できるスペースが求められます。
専門スタッフの配置
コーチだけでなく、アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、マネージャーなど、手厚いサポート体制が義務付けられています。
引退後の雇用保証
選手が希望すれば、引退後も最大3年間、ドラフトで指名されたクラブで働くことが保証 されます。(※引退時に別クラブに所属していた場合は対象外)
移動・宿泊・食事
遠征時の移動は100kmを超える場合、新幹線・特急のグリーン車利用が義務付け。宿泊は4つ星以上のホテルが基本。栄養士から食事のアドバイスをもらえる環境も用意されます。
まとめ
Bリーグドラフトは、単なる選手を選ぶイベントではありません。チーム間の戦力を均衡させ、リーグ全体のレベルアップを促し、選手一人ひとりの未来とキャリアを保障するために周到に準備された仕組み です。
2026年1月29日の第1回ドラフトは、日本バスケ界にとって歴史的な1日になるのは間違いありません。
▼ 引用元
FAQ
- QBリーグドラフトはいつ開催される?
- A
第1回Bリーグドラフトは2026年1月29日(木)、TOKYO DOME CITY HALLで開催されます。
- Qドラフト1位指名の年俸はいくら?
- A
高卒1巡目指名で2年契約の場合、年俸1,400万円。「スペシャル」枠に該当する選手は2年契約で年俸1億円です。
- Qドラフト対象になる条件は?
- A
日本国籍を持つ選手が対象です。プロ1〜3年目でB.PREMIER(Bプレミア)に所属するには、ドラフトへのエントリーが必須となります。
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