バスケスクール運営5つの課題

バスケスクール

2023年は、独立してプロコーチとしてバスケスクールを運営していました。

今は転職して、不定期にクリニックを開催する形をとっています。

約10年、プロバスケチームなど3社でバスケスクールの運営とコーチをしてきましたが、実際に自分でやるとなると、かなり勝手が変わります。

難しかった点を5つにまとめました。

①会場

体育館の確保が困難。自分の場合は、平日夜(19時〜21時)と土日がほぼ予約できませんでした。既存の団体で埋まっていて、使えたのは運良く抽選で取れた時くらい。ここは地域性がでるので、空きがある地域もあると思います。17~19時は空いていたので小学生の練習はできました。

②競合

無料または100円程度の低価格でバスケットボールの場を提供している団体が存在しました。長年運営している団体が多く、上手い子は〇〇でやってるという文化がある状態。これもどの地域でもある話。本業コーチとして参入するなら、既存の団体とのポジションを考える必要があります。

③営業

SNSに依存しており、リアルな場で積極的な声掛けができなかったと思います。もっといろいろ出かけてスクールと自分の宣伝もできたと思いました。通ってくれている保護者やSNSで知ってくれた方が、周りの親に話してくれていたことが多く、それで広がっていました。

④資金

継続するための資金(貯金)が限られており。そもそもこの挑戦にはタイムリミットがありました。そのうえで十分な売上を生み出せなかったため、自分は継続を諦めました。他の仕事で繋ぐなど、スクールだけで稼げない時期は必要です。

⑤情熱

結局最後はやり抜く強い意志がないと乗り越えられません。独立を決めた時に迷いがあり、それがやり抜けない弱さだったと思います。続けることを選ぶのはタフな決断です。だからこそ、やってみて違ったら方向転換するのは全然OKだと思ってます。今は不定期にクリニックを開催する形をとっています。

この5つはスクール運営している人なら誰もがぶつかる壁かと思います。

どうやって乗り越えるか、それぞれの色が出るところではないでしょうか。

これからスクール運営をしたい、プロコーチを目指したいという人はぜひ考えてみてください!

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